熊本市議会のど飴の件
約4年ぶりの更新。
久々にログインして過去記事を見ながら、たまにアウトプット力を鍛えるためにブログを始めては辞めていた時期を思い出しました。
ご想像のとおり、また「アウトプット力を鍛えたい」との思いから、ふと再開してみました。今回は続けて更新していきたい…継続は力なり…
以前は映画の感想をポツポツと上げていたのですが、これからは政治、というよりはニュースの感想な
どを思うままにアップしていきたいと思います。
記念すべき4年ぶりに取り上げるニュースは、熊本市議会で起きたのど飴事件
うーん、誤解を恐れず申し上げるならば、地味…?いえ、とんでもない
騒動の概要を簡単に説明すると
9月28日に開かれた熊本市議会の定例会本会議で、緒方由佳議員が登壇し質疑していた時に他議員が「おい!飴なめとらんか!吐き出さんかい!」(想像)と大騒ぎ。本会議が中断し、結局、緒方議員は陳謝文を読み上げる懲罰を拒否して本会議出席停止に。
緒方議員は会議当日、のどの調子が悪かったのでのど飴を口に含んでいた。
この騒動をめぐっては、「議会の質疑中に飴を舐めるのはダメでしょ」とか「いや、ガムなら分かるけどのど飴はいいっしょ!」という議論もあるようです。
いや、ガムはアウトでのど飴はセーフとかいうことじゃない気がするんです。
この緒方議員は去年の12月にもちょっと騒動を起こしています。
去年12月、緒方議員は乳児を抱いて議会に出席して開会を40分遅らせて議長から厳重注意を受けたということで問題になりました。
この件をめぐっても、ネット上で賛否両論の炎上となってた記憶があります。
今回の「のど飴騒動」は、この去年の騒動が前提にあるような気がします。
いつも議会中にコックリと居眠りしてるオジサン議員たちが、声高に「のど飴出せー!」って叫んでるのは、どうしても緒方議員を爪はじきにしたいっていうある種のイジメみたいに見えるのです。
以前、とある地方都市の市議会(熊本より規模が大きい)を傍聴したことがあるんですが、その時は僕と連れ以外に1~2人くらいしか傍聴している人はおらずガランとしてました。
出席している議員さんたちを見ると、ウトウトしている議員もいれば、他議員の質疑中にコソ勉のごとく他の作業をしている議員もいました。
多分、のど飴くらい舐めても問題視されない雰囲気だったように記憶してます。
それが「常識的には~」っていうことは置いといて。
今回の騒動は、緒方議員も配慮に欠けたかもしれませんが、明らかに周囲の議員が騒ぎすぎだし、それも「議会の品格が損なわせる」という建前の裏に「緒方議員は問題児」というレッテル貼りに躍起になっている醜さが見える。
それを、飴だとかガムだとかに変な方向に議論するべきじゃないと思うんです。